まずいと言う言葉が嫌いな私とまずいやり方の店と自分の努力不足と。

まずいと言う言葉が大嫌いです。この言葉を自分のブログで記すのは最初で最後かもしれません。

いつの頃からかはわからないけれどずっとそう思っています。そう思っているからその言葉は使わない。人が使っていてもそれを止めようとは思わないけど思ったことが表情によく出るボクの眉はその時、釣り上がっていたかもしれません。

例えばFacebookで友人になったばかりの人が突然私のフィードの上でボクが言及した食べ物に対して「まずいでしょうそれ、まずいよねえ」と畳み掛けてくることがあったんですよね。心からガッカリしてすぐに友達の解除をしたのを覚えています。ブロックまでするのは角が立つと思いそのままにしていたけれど、彼の発言はネットの上でなるべく見ないようにしています。信頼という話です。それこそ、そんなものを見ているとメシがまずくなるのだから、見ないのがいい。そう思っています。


食事はいつでも自分から積極的に楽しもうと思っています。レストランや招待いただいた食卓でもてなしを受ける事はいつでもとても嬉しいことですが、それを自分から迎えに行くと言うのはちょっと良いやり方なのではないかと考えているのです。
つまりレストランに出向き、自分で何もしないとか全部やってもらうのではなくて、ウェイターやウェイトレスが笑顔で料理を運んでくることを楽しみ、感謝し、皿の上の美しい料理に、その美しさと良い香りに敬意を表し、目で、鼻で、口で全ての感覚を使って自分から楽しみに行こうと考えるわけです。自分から動くというわけです。そのためにはその料理の知識も必要だし、事前の勉強は楽しみになるでしょう。どうしても聞きたいことわからないことがあれば、お店の人に聞けばいい。そういう質問を喜んで答えてくださるお店を選んでいきたいとも思っているし、選べる力を持ちたいと思っています。
それは全て自分から行動起こす食の楽しみと言うふうに考えられるのではないでしょうか。

今の話はね、高級レストランの話だけではないです。どんな店にでも当てはめることができる話し。

「しかしそんなことはファストフードチェーンではできないではないか。」
そういう御仁もいらっしゃるでしょう。そんなことはないんですよ。
ファーストフードのレストランでも着目点を変えていけばいろいろな楽しみを見つけることができるのです。意地悪で言うのではなく、年間を通してこのメニューが同じ味と値段でで提供されると言う事は凄い事だと言う話し。人数が少ないのに過不足なくまわせているオペレーションの凄さ。そういう興味深いことの考察も面白いだろうと思います。観察を楽しみとするのです。それに、安い店だと言う先入観を捨てて純粋に今食べてる味はどうなんだろうと考えてみることもとても面白いでしょう。某牛丼チェーンのハンバーグソースなど、とんでもない代物だと尊敬の念を抱いているんですよね。ファーストフードのレストランにも面白い事象がいっぱいあるのです。見ようとする意思ひとつ、それだけで見えるものが違ってきます。

そんな中で、先日、まずいカツ丼を食べました。ボクが本当に嫌いなまずいと言う言葉をあえて使っているわけです。よっぽどのことだと思って欲しいんです。味でまずいと思ったわけではないんですよ。
これはとある蕎麦チェーンのカツ丼。言っては悪いけれど大きな期待はしていない、そしてそれを食べようとしてる時はそれくらいの塩梅のもの、そういうものが食べたいと言う気持ちがあって、だからこそなっとくの上でそのカツ丼を頼むわけです。自分で好きで選んでいる、ということ。

ファーストフードチェーンでボクが楽しむやり方をお教えしよう。
シチュエーションを楽しむんですよ。
たとえば街道沿いの深夜の牛丼店。そぼ降る雨。水たまりの街灯の反射。少しうら寂しい気分を今食べている目の前の牛丼に反映してみましょう。すると乱雑に置かれた箸、少しやぶれた椅子の表面。そういうものがいとおしいものに感じられるようになるわけです。映画の中の少し寂しい空気、そういうものの中にいるような気分になります。その場所を楽しむ、その空気を楽しむ、なかなか悪くないのではないかと思ってます。

そんな中でいつものカツ丼がまずいと感じてしまったんです。なんでだったのだろう。閉店間際、もうそろそろ店の片付けが始まる時間。ボクもそれをわかっていてさっさと丼をやっつけます。十分に閉店時間に間に合う配分だよね。

仕舞いの片付け、それは多少はいいと思います。ボクも飲食にいたので厨房の中での目立たない片付けは営業間中にドンドン進めていたことがありました。早く終わらせてアルバイトを帰してやらねばならないしね。
ただ、その時その蕎麦屋では、従業員男性がホールに、ボクの席の目の前に、厨房の中から大きなゴミ箱を3つも出してどすんと置いたんです。これはさすがに堪える。

さて、この時にボクには3つの選択肢があるといつでも思うんです。

1つ目はその記録をしてインターネットを通じてそのチェーン本部に告発をすると言うやり方。EXIFなど見て確認ができるから写真を撮っておけばよいでしょう。時間とシチュエーションが記録できるわけです。

2つ目はその場でゴミ箱を置いた本人にそれは気分が悪いと直接顔を見て伝えること。1つ目は少し卑怯で、目の前で起こっているのだからその場で解決できることはするべきだと思っているから。どうしようもない時はこれを選ぶんです。

が、大抵ボクは3つ目の選択肢を選ぶことが多い。

ここは埋め立て地にある倉庫街のロードサイド。場所柄いろいろなものが荒っぽくなるのは仕方がないと思う。例えばそれが嫌なのならこんな深夜に倉庫街にいなければならないようなシチュエーションをなくすための努力をするべきでしょう。
まず金を稼ぐ。金を稼ぐと時間が作れるようになる。忙しくて時間がないというのは言い訳。忙しくて時間がない状態からもっと金を稼いで時間を自由に出来るような立場になるわけです。すると深夜に倉庫街にいるようなシチュエーションが減っていくと思います。そばが食べたければきちんとした専門店に行けばいい。金を出せば深夜にそういう食べ物を満足いく内容で出してくれる場所がある。いくらでもあるんです。そういうチョイスができる立場になるべく考えるんです。深夜の倉庫街で食べているカツ丼と蕎麦の向こう側に大きな生ゴミの入ったゴミ箱を置かれることもなくなるでしょう。
稼げていない、時間と金を自由にできない自分が悪いのです。繰り返しますが、自分が悪いのですよ。
横で足を組んで携帯電話に米粒を飛ばしながら牛丼を食べつつ大声でしゃべるホストがいたら、それは彼が悪いのではない。そんなもんがいない場所に行けない自分が悪いんです。自分のせい。

ボクがよく選ぶのはこの3番目の選択。
さて、また稼ぎに行かなければなりません。あなたはどんな選択をしていますか。


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