カレーですよ4608(新橋 野菜を食べるBBQカレーcamp)その男の趣味とcampとアメリカと。

少し前に、ボクの敬愛するブルース佐藤マスターからメッセージをもらいました。
新橋にある「野菜を食べるカレーcamp」の派生コンセプト店、取材したいんですというメッセージへのお返事。快諾をもらいました。



カレーですよ。



思えばcamp、大きな看板になったなあ。
駅の構内、駅ナカやJR系のビルにたくさん入ってもう随分増えたはず。でもボクは、昔のまんま。やっぱり代々木のお店が好きなんです。少し前にその大好きな代々木本店がリニューアルになったと聞いていました。

イメージ 3

「いや、生まれ変わった代々木本店は『リブート』なんですよ。リニューアルではないんです。」

とブルース佐藤マスター。
お、その違い、どこにあるんだろう。そんなことも聞けるのかな、とやってきたのが新橋。


「野菜を食べるBBQカレーcamp」


です。

お店について準備をしているとメッセージ。「もうすぐつきます!」
そうやっている間に、あ、佐藤さん来た。

さっき気になっていた「代々木本店『リブート』」の話を聞きました。

イメージ 4

代々木本店、初号店をもう一度、その魂は変わらずに、もっと自分の純粋な想いの方に引き戻す、そういう作業をしたかったのだそうです。それはすごく気持ち、わかるな。会社の規模が大きくなればなるほど、初期の想いというもの、往々にしてそのままではいられないものです。
しかし、そういう都合は横に退けて、ブルース佐藤マスターの想いそのまんまでリブートを果たした代々木店。いろいろ想いを込めたよ、と聞いてしまった以上は行かずにはいられなくなりました。とはいけこの日は新橋のバーベキューコンセプトを楽しみましょう。

campの別コンセプト店は代々木の「ごちとん」とここ、新橋の「野菜を食べるBBQカレーcamp」があります。campの魂を色濃く残しながらも、やはりちゃんと違って見えます。

イメージ 1

インテリア、カッコいいんだよ。

ブルース佐藤マスターの趣味そのまんまでちょっとニヤニヤしてしまいます。男っぽく、、ではなくてね、男の子っぽくスタイリッシュなアウトドア&ミリタリーテイスト。いい、いいなあ。ちゃんと時代ともリンクします。
壁のステンシルもレジを帆布製テントの中に隠したやり方もいいし、代々木のcampからの伝統、テーブルの上の飯盒や例のシャベル型スプーンとフォークもいつも通りで嬉しさがこみ上げます。ああ、いいなあ。配管パイプを使った棚とか、とにかく見所が多い、ディティール楽しいインテリアには必ずブルース佐藤マスターの「楽しんでやってる痕跡」が見え隠れしていて、ああ、ちゃんと彼の店なのだ、というのがひしひし伝わってきて気分がいいです。

イメージ 2

スタッフエプロンの凝りっぷりなんか狂ってます。
ベイクルーズの展示会で見かけたスタッフのエプロンを、あれを仕立ててくれないか、と無理やりの直談判、沖縄から買ってきたこの放出品のミリタリーパンツを使ってリメイクして、と頼み込んで実現させてしまった完全オリジナルの特別の一枚。

やりすぎです(笑)サイコーです。

カレーはクラフトカレーという名前を標榜し、店内で完全仕込み。

イメージ 5

campの現在の規模と大型化を考えればそれは逆行かもしれません。なのにセントラルキッチンや出来合いの加工食品を使わず、覚悟を決めて手仕込みを敢行という勇ましさ。カレーをスクラッチで作る、という考え方がキーワードの「BBQグリル×クラフトカレー」の「クラフトカレー」につながるわけです。

もうひとつの「BBQグリル」コンセプトはライブクッキングが売りの代々木本店の系譜にあってさらに進化を遂げた形。オープンキッチンでは巨大なグリラーが炎を上げ厚切り肉が次々と炙られて。焼き上がった肉達は例の四角くて大きな中華包丁で重たいダンダンダン!という迫力ある音とともにカットされ、皿のごはんの上へ載せられます。

イメージ 6

この「中華包丁で音を立て肉をぶった切るパフォーマンス」にこだわったんですよ、とブルース佐藤マスター。こだわりすぎて業務用冷蔵庫のメーカー、ホシザキに「包丁とまな板で叩いた時にいい音が響くコールドテーブルができませんか?」と素で問い合わせ、困惑されましたよと笑う。いや、カホンじゃないから、冷蔵庫だから(笑)ボクはこういう男が大好きです。

「BBQグリル×クラフトカレー」というコンセプト。新橋という、時間との戦いを旨とするサラリーマンが大挙してランチのコアタイムに飛び込んでくる場所においては、致命傷になりかねないのじゃないかなあ、とも考えました。

イメージ 7

でもそれをさばき、なおかつ「BBQグリル×クラフトカレー」を食べた満足感を手土産に彼らを帰してあげればそれは強いもんなあ。そのやり方をブルース佐藤マスターは考え、実践、構築しています。この店は本物なのです。

BBQの名がついたカレー、どれもとても良いもの。美味しいです。
軍隊のキャンティーンで出てくるようなステンレス盆に乗って出てくるのはごはんの乗った皿とスキレット。
ごはんの横にはごはんと同量もあろうかという大量の、ローズマリーの香りが心地いい野菜ソテーが山盛り。そこに大きな肉が存在感を放ちながら鎮座するという寸法です。

イメージ 8

皿の周りを彩るスパイスデコレーションとも相まって、ワイルドながらも洒落多雰囲気も醸し出すのはセンスがいい。そう、女性のお客さんも結構多いようなのですよ。

カレーソースは1種類のみの一球入魂。自家製キーマカレー、素直な旨味と香りで食欲をそそります。素直に美味しいんだよね。今考えすぎのカレーが多くって、こういうのがやっぱり欲しかったなあ、と思い知らされます。食べればそこに手仕事の丁寧さもちゃんと感じられる良いもので、ほんと、大変にうまいです。

イメージ 9

アメリカに憧れた世代でもあるから、きちんとアメリカにカレーを紹介したいのだ、というブルース佐藤マスター。回帰ではなくて、そこに攻め入るという形をとりたいのだと言葉柔らかに話してくれました。

アメリカンカルチャーを被った人間だからこそ、日本のブランドを持って行ってアメリカのブランドと並べ、東洋からの珍しいもの、新しいものという括りではなく、普通に横一列の並ぶものとしてその中から選択させるような、そういう「当たり前のもの」としてのカレーを持って行って育てて。そういう夢がcanpという店の根底にあるのだ、と聞きました。

イメージ 10

やっぱりいいな、camp。やっぱりブルース佐藤マスター、好きだ。

多分本当にやるんだろうね、アメリカ。
それを見に行く準備をボクもしておこう。


#カレーツーリズム #カレーダンニャバード #カレーですよ


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
たべあるきオールスターズ「食べあるキング」に参加しています。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
カレー全般、および食に関するお仕事をお受けいたしております。
テレビ、ラジオ出演、講演、雑誌、書籍等執筆、コンサル、商品開発等実績あり。
実はデジタルガジェットやYouTubeレビュワーなどのお仕事もやっています。
ご連絡、お問い合わせ、お仕事のご用命等はお気軽にどうぞ。

 iizka3@gmail.com(@を小文字にて)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
著書カレーの本
出版社在庫無くなりました。書店、ウェブ在庫のみです。ぜひお早めに。
カレーの本 (SAKURA・MOOK 69)  / Amazonのリンク
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
活動内容等の各種Linkはこちら   http://about.me/hapi3
Instagramはこちら。       https://www.instagram.com/hapi3/
tumblr 日々の事がまとまってます。http://hapi3.tumblr.com
Youtubeチャンネル。カレー中心。 http://www.youtube.com/user/iizka3
もうひとつのブログ 「いつもんログ」http://hapi3s.blogspot.jp/
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする