カレーですよ4683(馬喰横山 CITAN)イベント「THE CURRY UNIVERSE」参加。

「THE CURRY UNIVERSE」というイベントが馬喰横山駅、CITANで開催されました。
ご存知のカレーおじさんことAkino Leeさんがプロデューサーです。



カレーですよ。



会場はモダンなホステル、ゲストハウスのCITAN。馬喰横山駅のすぐ近くにあります。
ボクが大好きな、蔵前のNuiのブランチ。Nuiもそうなんですがホステルとしてはかなりセンスいい作り込んだラウンジを持っており、各種イベントが開催されています。Nuiでは東京マサラボーイズが長くカレーイベントを開催していて、よく通ったなあ。
そんなほ縁もあってCITANでのカレーイベントの開催というのは何かすっと胸に入るものがあるんですよね。イベントプロデュースはカレーおじさんことAkino Leeさん。カレー業界で現在一番フットワークが良い人物。信頼に足る男です。彼がやる、という話だったので、出不精のボクでさえ遊びにいかざるを得ない。そういうわけです。イベントは音楽とカレーがテーマ。で、裏のテーマで「間借り」というのもあるんだとか。

ご存知、皆さんから見たボクは「間借り反対派の筆頭」のイメージがあるかもしれません。

基本、ボクは自分の連載や雑誌、メディアなどでの直接執筆等で間借りを取り扱うことはほぼありません。
なぜかというと、その間借りのお店の正体がわからないから。店舗を経営している店主であれば、不動産賃貸契約、衛生管理、経営計画、金銭など多岐に渡る店舗運営全般、しっかりとやっていらっしゃると思います。それが飲食店経営では当たり前だから。自分の個人メディアであればまだ扱うこともありますが、もっと広い人が見るパブリックメディアでは、そのすべての確認をしなければ人には勧められない。なぜなら責任が取れないからです。安易にメディアが「間借りカレー」や「スパイスカレー」という言葉を専門家を入れずに使う傾向には懸念を抱いてい流のが正直なところです。
とはいえその「間借りカレー」と「スパイスカレー」がカレーという括りのシーンを暖めてきているのは事実です。実際ここ20年ほどで最大のカレーブームといわれる昨今をその2つのキーワードが牽引していることも事実ですからね。だからこそ間借りカレーをやっている店主の皆さんにはすべての部分で慎重になってほしいといつでも思っています。間借りの店主が失敗をするというのはその人だけが、ではなくて回りの人の多くを傷つけることになります。応援していた知り合いも、お金を貸してくれた人も、通ってくれたお客さんたちも。ひいてはせっかく盛り上がっているカレー業界の今の空気をこわすことになるわけです。

しかし、今回はAkino Leeさんが運営にいるからね。苦悩、苦労を重ねながら長くイベント運営などをやっている男。安心して参加ができました。


参加店は以下の通り。

ケニックカレー・サンラサー・Sho Curry・堕天使かっきー・CITAN(Akino Leeコラボ)
イベントとしてはきちんとDJが入り、テーマを持ってプレイしていたことが印象的でした。
それと、トークショー。これが良かったよ。これが今回のイベントのキーになっていた。

ゲストはご存知アソビシステム所属のモデル、村田倫子さん。
アソビシステムはタレント事務所など簡単に括れるものではないと思っています。田中ヤスタカさんやきゃりーぱみゅぱみゅちゃんなどを抱え、カルチャーの発信を手がける会社。青文字系、KAWAiiなどのジャパニーズポップカルチャーの大きな水源の一つでもあり雑誌「Zipper」休刊後の原宿カルチャーを率いてきたイメージが、ボクにはあります。そういう場所に所属する村田倫子さんというひとがカレーという食べ物に着目したことが、実はとても大きな事象につながっていると考えているんですよ。

彼女がカレーを発信し始めた時期、タイミング。大阪スパイスカレーの台頭と間借りカレーの増加。カレー食べ歩き人口の増加やメディアのカレーに対する取り上げ方の変化。いくつかの流れは、カレー女子なる言葉も生み出し、それはつまりカレーカルチャーという山脈が分水嶺となって色々な場所に注いているという風にボクには見えています。どれも現在のカレーブームに欠かせない要素だと思います。

そんな村田倫子さんとAkino Leeさんの対談は聞く価値があルものでした。

いや、実はね。
もちろんお二人のトークはとても楽しかったのですが、ボクにとってはそのおしゃべり以上にそこに集まって二人の話に夢中で耳を傾けるおしゃれな男の子、女の子達がとにかく面白かったのです。
そう、男の子も女の子も、なんていう言い方で表す年齢層が多かった。そう感じました。ちょうど会場に入った時間がトークショーの40分ほど前。会場の中は結構な混雑です。ボクと付き合いのあるカレー関係の友人たちが会場入りしているはずだったんですが、見つからない。どうやらみんなもう食べ終わって会場を後にした様子。
そしてその後の時間におしゃれな子達で混雑する会場。ああ、これは。

なるほど、色々なことが見えてきますね。前述のボクの友人たち、カレーが好きなコア層も集まったわけですがそれ以上にあの層とは違う、カレーの好きな、でもマニアではない人や村田倫子さんが好きな層が集まっているということです。うがった見方かもしれないですが、旧来のカレーマニアはここにはいない、そういうことです。これこそ必要とされている層、人々なのだと感じます。ちゃんと次世代の人たちがカレーというキーワードにもかかわらず集まっている、この光景。なんとも素晴らしい光景です。

トークを聞いて、カレーを食べて。

ボクはタイミングを見て遅く入ったので、食べられたのはサンラサーと堕天使かっきーの2食。

サンラサー、有澤店主の料理はやっぱり面白いです。
バイマックルー薫るポークキーマ、鯖キーマ、どちらもいいもの、うまいもの。小魚と山椒を炒めたシラスと実山椒のアチャールはシビレがすごかったなあ。きちんと組み立てがあって、美味しくて、満足があって。全部食べて混ぜたりして初めて形になる、全体バランスの妙味はサンラサーならでは。素晴らしいものです。

堕天使かっきー、もうちょっと理解できないくらい面白かった!
売り切れを指をくわえて見ていたら店主かっきーさんが「もう付け合わせとか終わっちゃってるのでよければこれ食べて」と出してくれました。わあ、嬉しい!ありがたくご相伴にあずかることにしました。
そしてこれ、とてもじゃないけど口で説明できるようなものではないんです。おもしろすぎて。で、これをイベント用で200食とか作るの気が狂っている。つまり最高ということです。

「鯛、鶏、豚のトリプル白湯スープに本マグロとホタルイカのスパイス炊き込み飯」。そこに「飯がけスパイス漬け日本酒」

ですって。もうなんのことやらねえ。
そしてこれがものすごく面白い。素直においしいと言えないんだけど(ほめてる)、やっぱりおいしい。(ほめてる)それはつまりなんというのだろうね、不思議だし組み合わせが驚きだし、それでメニュー名で目からインプットされたものと自分の口に入っているものの味のリンクが頭脳を働かせないとリンクしていかないというような、誠に面白い体験。で、リンクした途端すごくおいしく感じられるんだよ。(超ほめてる)いや、これにはほとほと参った。素晴らしいの一言だった。必ず大阪の店を訪ねねば!と強く強く思ったのでした。

トークショーが終わった後、Akino Leeさんが村田倫子さんを紹介してくださったのは、ありがたかったなあ。
彼女が「やっとはぴいさんにお会いできた!」といってくれたのはすごくうれしかったですよ。ちょっぴりおしゃべりしたら、なんだろうな、ちゃんと思いも気持ちもある女性であることがわかってもう少しゆっくりおしゃべりをしてみたいなあ、と思いました。インタビューとかもしてみたいものです。

いつもの話で恐縮ですが、人が二人いたら、そのあいだに料理のお皿をひと皿置いてやるとお互いの目線の高さが同じになって会話が生まれます。カレーというものはその傾向が特に強いものだと思っているのです。そういう話が実態化していたなあ、と思ったのが今回のイベントでした。


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