世界農業遺産の島、佐渡で見たもの、考えたこと(その1)

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冬の佐渡を旅してきました。

新潟港から高速フェリーで67分。普通のフェリーだと2時間半。

港へ近づくと、日本海に浮かぶ島に1000m級の山々が見えて、あっと息をのみます。

 

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佐渡は2011年、日本で最初に #世界農業遺産(#GIAHS)に登録されました。

トキと共生する環境保全型のコメづくり とそこにまつわる農業システムが、

国連のFAO(#食糧農業機関)に評価されたわけですが、

ユネスコの世界遺産と大きく違うのは、「生きた農業システム」であるということ。

 

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片野尾の棚田。

トラクターの轍が見えますね。

 

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田んぼで生物多様性をはぐくむ農法に、ふゆみず田んぼ(冬期湛水)というのがありますが、

佐渡では深い水を張るのではなく、トラクターの轍にできた水たまりぐらいがトキのエサ場環境に最適だと、

生産者自ら発見し、実践しているのです。

トキを守っているのは、決して環境省や環境保護団体だけではなく、

島の農業がそのトキの環境をはぐくんでいるのです。

 

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日本海を見渡す棚田でやっほーー!

宇治さん、吉田さんは片野尾で子供の時から遊んできた同級生。

服部さんご夫妻、

そして、佐渡の宝物発信の旅に同行してくれた高屋 理江さん。

片野尾の棚田では、集落の地元の人たちが、コメ作りを続けています。

 

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佐渡を舞台にした新喜劇にしか見えませんが~

 

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じつはこれ、むらの伝統芸能、歌舞伎の舞台です。

2年に一度200人が集まるむら歌舞伎が中止となり、

せっかく組んだ本格的な舞台装置だけも見てというので見せてもらいまいた。

 

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さぞ残念がっているだろうと思って訪ねると、

そこはすっかり子どもたちの絶好の遊び場になっていました。

チャンバラごっこにこれ以上たのもしい舞台はありません。

 

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佐渡の子どもたちに、休校で何して遊んでるのと訊ねると、

「鬼ごっこ!高いとこ登るー!」と小4と小6の5人組が口々に叫ぶのを聞いて、わたしは吹き出しそうになりました。

なんて悲壮感がないのでしょう。

 

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歌舞伎だけど、女人禁制ではないと聞いてなんか混ぜてもらいたくなって映り込んでみました^^!

 

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最近の旅のトレンドは「暮らすように旅する」だと言われますが、

今回の佐渡の旅は、「暮らす人を訪ねる旅」、

あるいは「佐渡の珍しい生き物を訪ねる旅」として^^観光では出会えない、人々の暮らしに出会わせてもらいました。

 

佐渡市役所里山振興課宇治美徳さん、

案内、コーディネートしてくださいました。ありがとうございました。

 

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トキと暮らす郷認証米

 

あ!いろいろ見過ぎて肝心なこと書くの忘れてましたが、

トキ見ました^^

田んぼでエサをついばみ、里山で優雅に舞っている姿を何度も見ました。見惚れてしまいいい写真は撮れませんでしたー^^

 

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宿根木の町並みで吉永小百合ごっこ!

楽しかったーー!

 

#プライスレスでな旅

#オルタナティブツーリズム

#GIAHS佐渡の島旅

#日本人を見つける旅

 

 

ちなみに、現在、佐渡島内にはコロナ感染者は一人も出ていないません。

(新潟県内にはいるそうです)。

 

新潟港からジェットフォイルに乗る前に「体温検査」があって、

出港ゲートに一列に並んで、サーモセンサーで一人づつ2,3秒で測るのだけど、

はいOK、はいOK、と順調に進んでたのに、よりによってわたしにセンサーを充てた瞬間、

係員さんが、「あ!」とつぶやいたので、焦ったー。

 

自覚症状ないのにわたし熱があるのか、

新潟まで来て島へ渡れないのか、

潔白を証明できるだろうかと考えた瞬間、すぐ測り直してOKになったけど~、

いやまじ焦った。

 

地続きでないゆえに島は、「水際での食い止め」が、かなり完璧に徹底されます。

そうか、私たちは、汚染国から清浄な国へ渡るのか

都市部に住んでいるということは、そういうことなのだと自覚させられた。

渡航、渡来、渡り鳥、矢切の渡し、渡哲也。

「渡」という文字はまさに「佐渡」の「渡」だが、そこにはまさに「水際」という境界線があるのだろう。

 

なんとも不思議な感覚なのだが、

帰りのフェリーでわたしたちは(なぜだか友達も)、さっきまでいたあの島は竜宮城だったような気にさせられた。

玉手箱のふたのように、フェリーを降りれば俗世間へ戻って年を取ってしまうような不思議な気持ちになった。

どうやらなにかを「渡って」いたのだと思った。

 

 

つづく

 

 

ベジアナ@島アナ・あゆみ

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