こんな本を待っていた!「食と農のプチ起業」自分らしい仕事~出版記念トークイベント東京農村にて

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「食と農のプチ起業」をイカロス出版から上梓した小野淳さんの出版記念トークイベントが
東京農サロン(「東京農村」で毎月開催されるトークイベント)でありました。
 
国立市にある畑を舞台に様々な農イベントを展開する株式会社農天気の小野さんとは、
小野さんが独立する前の2012年、谷保のBBQファームを訪ねたときからのつきあいだ。
東京農業、都市農業においてはいまや有名人だが、小野さんのことを知らない人に、
一言で説明するとしたら、
「都市農業の新しい価値と可能性をぐいぐい開拓するおもしろいリーダー」ではないだろうか。
 
テレビ制作会社のディレクターとして環境番組をつくっていたキャリアがあり、
その後、思うところあって農業に転身した。
はじめはいわゆる生産者になるつもりで学んでいたが、いろんな流れを経て、
現在の農にまつわるサービス全般の人になった。
 
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さて「食と農のプチ起業」。
インタビュー役を頂いたので、予習では付箋を貼って、マーカーで線を引きながら読んだ。
 
序章の一部を引用すると、
本書で扱う食と農のプチ起業は、起業そのものが目的ではなく、
「自分にとって納得のいく生き方、働き方をイメージして、それを実現するための手段」です。
 
ここに線を引きながらわたしは、これだーー!と思いましたね。
この本はプチ起業というタイトルにはなっていますが、ビジネスの本ではありません。
独立した仕事を通して、自立して人が生きていくときに、
人とどう付き合うか、人との付き合い方を指南してくれるコミュニケーションの本です。
国立市という街で起業し、活動する著者とその妻の経験から感じ取れるのは、
この街でどう生きるか。
どう自分らしさを発揮して生きるか。
自分の得意分野でお金を稼いで操業(人生)を続けていくか。
という生き方の辞書であり、ライフスタイルの本です。
お金と人とコミュニケーションについてのノウハウが詰まった
小さな起業家、もしくはフリーランスにってのバイブルであると。
 
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そもそも本を書くきっかけは、

小野さんの妻のビジネスで、シェアキッチンの需要が伸びているということでした。

主婦とかママさん世代が、空いた時間にシュミのクッキーやケーキを作って小さく販売する。

どうせなら自分らしい仕事で稼ぎたい(金額よりも自分らしい時間を持つという部分が重要らしい)

国立市のシェアキッチンなのに、東京以外、茨城やよその県からも利用者がいて、

いま40~50人が利用しているため、シェアキッチンを3カ所に増やして運営しているという。

 

またプチ起業のススメとして 安定低空飛行という言葉が出てきます。
わたしはプロペラ機かな~と思っていたら、
小野さんは紙ヒコーキのイメージだとおっしゃいました。
ゆらゆら、風に乗ってゆっくりと自由に。重い荷物も持たない。落ちても死なない。←これが持続可能でレジリエント(しなやかな強さ)ですよね。
低投資ではじめて、儲けはほどほどに長~~く続けるプチ起業そのもの。
 
思想やライフスタイル哲学に満ちているようで、
同時に細かいノウハウ、マニュアルが詰まっています。
業者との付き合い方、
銀行との付き合い方、
行政窓口との付き合い方、家族(妻)との付き合い方、
とにかく事業を立ち上げるということは、人との付き合い方、お金との付き合い方なのだということが見えてきます。
 
わたしはフリーランスをかれこれ17年やっているけれど
フリーアナウンサーという半分タレントみたいなものなので商品・サービスが見えにいというのか今まで(いろんなオトナのことを)だまし騙しやってきて、明文化して考えたことすらなかった。
なのでこの本を読んでいろいろ
なんかもう目からウロコーーーー!
パチッと目が覚めた気がした。
 
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東京農村は赤坂にある東京農業の発信拠点。
1階のレストラン「スコップ」では、東京農村オーナーの国分寺中村農園の野菜ほか、
東京の野菜の料理がいただけるプレミアム~~~なお店。

 

赤しそジュース、枝豆のペペロンチーノ、夏のネギ丸焼き、
 

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おかひじきのパスタ、奥はコーンとカーボロネロのパスタ。

トークイベントの前に試食会があり、夏野菜の料理を堪能しました。

シェフが、すべての野菜を〇〇さんとことのトウモロコシです、中村さんのおかひじきですと

細かく説明してくれて、まるで農家が友達のように感じられてすてきだなと思った。

 

 

 

実際に食で起業した人、農で起業した人の事例がたくさん載っててこのインタビューがまた読み応えあります。

ともかくこんな本を待っていた!と思いましたね。

女子向きだとも思いました。

あるいは副業とか。

こうすれば稼げるとか、カタカナの並ぶビジネス書はいらない。

ビジネスというよりも、生き方、暮らし方の本として。

 

トークイベントでは複数の飲食店経営者や流通と飲食の若き実業という

がっつり実業家VSプチ起業派のバトル~とは言わないけれど~

多角的な視点の意見がでてきて議論が深まっておもしろかった。

でも世の中、副業、小さな起業の時代です。

国でもその方向を推進しているけれど、

わたしはこの本で初めて、女性活躍の時代の意味がしっくりきたと思った。

お金というよりも、自分の名前で生きたい。

自分の屋号の看板を持ちたい。

これ大きいと思った。

 

ともかく小野さん、話がおもしろい。
ものごとをとらえる視点がとってもユニークで、話しているといつもハッとさせられる。
テレビマン出身だからか文章がめちゃくちゃ平易でわかりやすいのに、
真理をついているのでぐいぐい引き込まれます。
なので読み物としておもしろい本です。ベジアナ絶賛!食と農のプチ起業。
人生100年時代、安定低空飛行で行こう。燃費よく。ハイブリッドでね。
 

 

 

そしてわたしもライフスタイルの本書きたいなあと思いました。。。

ベジアナ@あゆみ

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