農水省の 食料農業農村政策審議会 企画部会で、日本の食料を担う現場の生産者のヒアリングでした。
酪農家2人、肉牛と養豚の合わせて4人。
みなさん現場ならではの課題や問題点と同時に、積極的に創意工夫して希望を見出しているお話、勉強になりました。
しかし企画部会からは思わぬ質問が飛び出しておもしろかった。
改めて、農業と一口に言っても水田、野菜、果樹、畜産、様々な農家がいるんだと気付かされた。
商品(農作物)をお客様に届ける責任やアニマルウェルフェアについての質問があったが、
最優先は、牛の命を守る責任だという話や、牛とは運命共同体だという話があり、
やはり畜産農家と耕種農家(や施設園芸)では考え方が違うと思った。
しかしどんどん農業という職業や生き方をする人が減っていく中で、実はそこに興味を持つ人が潜在的にいることをどう掘り起こして実らせていくか。
新規就農、第三者継承、農地マッチングも大事だが、親の仕事を継ぐことも大事。
いろんな効率化や労働力不足解消や規模拡大策があるけれど、
いちばん効率がよく経済的で、周りがハッピーで三方よしになるのは、今やってる家がやめないで続けることだ。
その最たる動きが、かつての農家のこせがれネットワークであった。あれは政策と結びついたのかな。どうだったか。
運動や活動というのは、忘れた頃に影響が顕在化しがちなので、今また新たに、農家として生きる価値や、農村の存在意義を再確認する段階なのではないか。
地域おこし協力隊が5000人になった。
若者が地方に居場所ややりがい、自分らしさを求めている証拠である。
かつては、青年海外協力隊として、発展途上国の開発支援をしたい若者がいた。
いま、そういう世代が同じ志しで、自国の農村開発に目を向ける時代だ。
じつは生きやすさ、居場所を求めていると思えてならない。
フェイスブックが気軽だと思ってやってたのだけど、やたらリアル世界では友達じゃない友達が増えてきて、
居心地悪くなってきたので、今一度、ブログに戻って自分の発信をしようと思いまーす。
発言も行動も自分らしくやりたいからね。
ベジアナのつぶやき