カレーですよ4356(北海道 札幌藤野二条 カラバトカリー) | ごちそう♡さがしドットコム

カレーですよ4356(北海道 札幌藤野二条 カラバトカリー)

午後。「黒岩?哩飯店」で新ジャンル「札幌スパイスカレー」に出会い、軽いショックを受けたまま少しの時間、オータムフェストを楽しみました。結局今回2回、オータムフェストに来ちゃったなあ。



カレーですよ。



札幌は今日でおしまい。この日は北海道に台風が直撃で、黒岩さんのところあたりまでは雨ではありますがなんとか傘をさして外を歩けるくらいでした。夕方からはもう、大荒れ。これはとてもじゃないけれど街中を歩いてカレー屋を食べ歩く天候ではないでしょう。

それで、札幌中心地から45分ほどの場所にある豊平峡温泉を目指すこととしました。嵐の夜、温泉でゆっくり、なんてね。そんなんで済ませるボクではありません。
豊平峡温泉、これが変わった温泉なんだよね。日帰り温泉なんだけど、併設の食堂にタンドールが設置されていて、普通の丼物なんかの和食も出るのに名物はナーンとインドカレーだという話し。ネパール人シェフが常駐している温泉は日本広しとも言えどそうそうないよねえ。

そんなこんなで豊平峡温泉を目指すことに。
その道すがら。ぼちぼち市街地も終わりかなあ、と思っていると、嵐で視界も何もあったものじゃないというすごい天気の中、今晩宿どうしようかなあ、など考えながらゆるゆる走っている視界のすみになぜだか「カラバト」という文字が目に飛び込んできたんですよ。思わずブレーキを目一杯踏んで振り返れば、そこは伝説の店、


「カラバトカリー」

だったのです。
迷わず入ることを即決しました。本当はもうお腹いっぱいなのだけど、それでも寄らねば先には進めません。だってさ、夢か幻か、のカラバトカリーなんだぜ。それが偶然目の前にあるんだぜ。それも嵐のど真ん中で。こんなもんハレルヤーに決まってるし、カレーに祝福されたに決まってるし、入ります。
時間とお腹の都合で豊平峡温泉のネパール人のカレーは諦めることとしました。いいのいいの。また来るし。このあと温泉だけは入りに行くけどね。

さて、「カラバトカリー」。
横浜白楽でその存在すらも胡散臭く怪しいということで評判の(褒めてる)「サリサリカレー」という店があります。マスターが食わせもので(褒めてる)ボクが通った10年前はアングラカレー店とも思えるイメージでありました。(褒めてる)ホームページはいまだにこわい雰囲気のままだし。(すごくいい)とあるカレーブログの大御所曰く「店主は妄想系」「カレー1種のみ」「店主が家出してここにきた」そういう記述があります。

そんなサリサリカレーの店主の元々の店というのがここ、嵐の中に忽然と姿を現した「カラバトカリー」なのですよ。こりゃもうパズーのお父さんがたまたまラピュタに不時着したようなもんだよね。
サリサリのマスターはこの店をレシピごと若い衆に手渡して放浪に旅に出て(前出の家出話)流れ着いたのが横浜白楽、そこでサリサリを始めたというなにかもう伝説の放浪者のようなイメージになっています。そんなこんながあってカラバトカリーはもはや神話時代の場所、本当はこの世に存在しない場所、関東に人はそう思う人も多いらしいよ。

さてお店に入るといたって平和、攻撃的ではないインテリアです。
嵐のせいかお客さんはボク一人。

若い店長さんは東京から来たこととサリサリを知っていることを伝えると面白そうな顔をしていました。
メニューなど見ずにご存知の方はご存知のこの店の唯一つのメニュー、


「スリーコースセット」


を注文。この物言いがまた独特だよねえ。

出て来たカレーはもちろんあのサリサリと同じカレー。肉ばかりで汁はなし。以上、という潔さ。うんうん、これこれ。
なんでもパキスタンに1000年前から伝わる家庭料理のレシピを再現した物だそうで珍しいスタイルです。以前溝の口もあったパキスタン料理のレストラン「インダス」で食べた料理、「ランアリシャン」という羊料理を思い出すものです。(カラバト、サリサリのこれはチキンレッグです)それというのも肉が肉塊ではなく繊維状にほぐれていて、味はインドの範疇ではなくどちらかとうと中東風のイメージの味。このカラバトのカレーもそのルーツを感じます。
グレイヴィーはなしの煮込みかけご飯という体なんですね。そしてたいへんうまいのです。うーん、久しぶりだけど、白楽じゃないけど、うまいなあ。
昔サリサリの店主が「タリバンも食べたカレー」と言っていたのを思い出してなんだか懐かしいなあ。

この嵐の中、それでも車でやって来ては持ち帰りのカレーを頼むお客さんもいます。そんなお客が2組3組。食事の人も入ってきます。すごいねえ、こんな嵐の夜に。人気店なのだろうねえ。

いやしかし、素晴らしい思い出ができたなあ。
これはもう、久しぶりに白楽に行ってマスターに報告しないといけない。そう決めました。

さて、温泉に入ろう。豊平峡温泉を目指します。
カレーのお店は閉まっていたけど、いいお湯だったよ。いい温泉です。
閉まっていたけど、食堂はお蕎麦とキーマカレーが混在してたよ。


 #カレーダンニャバード #カレーツーリズム

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